犬の目が赤い時はどうすればいい?答えは簡単、すぐに動物病院へ連れて行くことです!愛犬の目が赤くなっているのを見つけたら、私たち飼い主はどうしても心配になりますよね。実は犬の赤目には様々な原因があり、中には24時間以内に対処しないと失明する危険な病気も含まれています。私も以前、愛犬の目が急に真っ赤になったことがあり、慌てて病院に駆け込んだ経験があります。獣医師の話では、赤目の原因によって治療法が全く異なるため、素人判断は禁物だそうです。この記事では、犬の赤目の5つの主要な原因と、病院に行くまでの間に自宅でできる応急処置について詳しく解説します。愛犬の目の健康を守るために、ぜひ最後まで読んでくださいね。
E.g. :犬の鍼治療で痛み改善!効果的な治療法と費用を徹底解説
- 1、犬の目が赤い!どうすればいい?
- 2、犬の赤目の原因トップ5
- 3、緊急を要する赤目の症状
- 4、自宅でできる応急処置
- 5、動物病院での検査
- 6、予防法
- 7、犬の目の健康チェック方法
- 8、意外な赤目の原因
- 9、目薬の正しいさし方講座
- 10、季節ごとの目のケア
- 11、目に良い食事とサプリ
- 12、老犬の目の変化
- 13、FAQs
犬の目が赤い!どうすればいい?
愛犬の目が赤くなっていたら、すぐに動物病院へ連れて行きましょう。放っておくと視力に影響が出る可能性もありますよ。
犬の赤目の種類と特徴
犬の目が赤くなる原因は、目のどの部分に問題があるかで変わってきます。主に5つのタイプがあります。
種類 | 特徴 | 考えられる病気 |
---|---|---|
強膜充血 | 白目の部分が赤くなる | ぶどう膜炎、緑内障 |
結膜充血 | まぶたの裏側も赤くなる | 結膜炎 |
結膜下出血 | 白目全体が真っ赤に | 外傷、血液疾患 |
こんな症状にも要注意!
目が赤いだけでなく、以下の症状も見られたら緊急を要する可能性があります:
- 目やにがたくさん出ている
- まぶたが腫れている
- 前足で目をこすっている
- まぶしそうに目を細めている
犬の赤目の原因トップ5
Photos provided by pixabay
アレルギー
花粉やハウスダストなど、人間と同じように犬もアレルギーで目が赤くなることがあります。うちのワンコは春先になるとくしゃみと一緒に目が赤くなるんですよ。
治療法としては抗ヒスタミン剤の内服や、二次感染を防ぐための目薬が処方されます。獣医師と相談して適切な対策をとりましょう。
結膜炎
「犬もピンクアイになるの?」と思ったあなた、その通りです!細菌やウイルス、ほこりなどが原因で結膜が炎症を起こすことがあります。
目やにがひどい場合は、抗生物質の点眼薬が有効です。2-3日で改善しない場合は、再度受診してくださいね。
ドライアイ(KCS)
涙の量が減ると目の表面が傷つきやすくなり、赤くなります。柴犬やシーズーなど、特定の犬種で多い病気です。
治療には免疫調整剤と人工涙液を併用します。毎日点眼が必要なので、飼い主さんの根気が求められます。
緊急を要する赤目の症状
Photos provided by pixabay
アレルギー
「目が赤いだけなのに、どうして緊急なの?」と疑問に思うかもしれません。実は緑内障はたった1日で失明する恐れがあるからです。
眼圧が急上昇すると、目が充血するだけでなく、痛みで食欲がなくなります。こんな症状が見られたら、夜間でもすぐに病院へ!
角膜潰瘍
草むらで遊んだ後や、他の犬とケンカした後に目が赤くなったら要注意。角膜に傷がついている可能性があります。
うちの子は公園の枝で角膜を傷つけて、真っ赤になったことがありました。抗生物質の点眼で1週間ほどで治りましたが、本当に心配しました。
自宅でできる応急処置
冷やす
清潔なタオルを冷水で濡らし、軽く絞ってから目の周りに当ててあげましょう。ただし、直接目をこすらないように注意してください。
Photos provided by pixabay
アレルギー
市販の人工涙液なら、一時的に使用しても大丈夫です。でも、「人間用の目薬を使ってもいい?」という質問にはNO!成分が強すぎる場合があるのでやめましょう。
動物病院での検査
基本検査
獣医師はまず涙の量を測ったり、目の表面に傷がないか調べます。フルオレセイン染色という検査では、傷がある部分が緑色に光って見えます。
精密検査
場合によっては眼圧測定や超音波検査を行うことも。最近はMRIで詳しく調べられる病院も増えています。
予防法
日常のケア
週に1回は目の周りを清潔なコットンで拭いてあげましょう。特に顔の長い犬種はほこりが入りやすいので要注意です。
環境整備
タバコの煙や強い香水は目の刺激になります。愛犬のいる空間は空気清浄機を使うなどして、きれいな空気を保ちましょう。
最後に、愛犬の目が赤くなったら、自己判断せずに必ず獣医師に相談してくださいね。早期発見・早期治療が何よりも大切です!
犬の目の健康チェック方法
毎日の観察ポイント
あなたは毎日愛犬の目をチェックしていますか?実はたった10秒でできる簡単な健康チェックがあるんです。
朝の散歩前に、明るい場所で犬の目を見てみましょう。白目の色、瞳孔の大きさ、目やにの量を確認するだけでOK。うちのチワワは毎朝「今日も元気だよ」とばかりにキラキラした目で見つめてきます。この習慣をつけると、ちょっとした変化にも気づきやすくなりますよ。
犬種別の注意点
犬種によって目のトラブルが起きやすい部分が違うって知ってましたか?
犬種タイプ | 注意すべき目の部位 | かかりやすい病気 |
---|---|---|
短頭種(パグ、シーズー) | 角膜 | 角膜潰瘍、ドライアイ |
大型犬(ゴールデン、ラブラドール) | まぶた | 眼瞼内反症 |
小型犬(チワワ、トイプードル) | 涙管 | 涙やけ |
特にパグのような鼻ぺちゃ犬は、目が飛び出している分、傷つきやすいんです。公園で遊ぶ時は低い草むらを避けるなど、ちょっとした配慮が必要ですね。
意外な赤目の原因
ストレスによる充血
「犬もストレスで目が赤くなるの?」と驚くかもしれませんが、実はあるんです。引っ越しや家族構成の変化など、環境の変化でストレスを感じると、人間と同じように目の充血が起こることがあります。
我が家では去年、新しい子犬を迎えたら先住犬の目が赤くなってしまいました。獣医師に相談すると「ちょっとやきもち焼いているのかも」と言われ、2匹のスペースを分けて過ごさせたら3日で改善しました。犬だって心配事があるんですよね。
シャンプーの刺激
お風呂の後だけ目が赤くなる場合は、シャンプーが原因かもしれません。特に香料の強い製品や、人間用のシャンプーを使うと刺激が強すぎる場合があります。
犬用の低刺激シャンプーに変えて、洗う時は目に入らないように注意しましょう。うちではシャンプー中に「目パッチ」をつけて、愛犬がびっくりしないように歌いながら洗っています。ちょっと滑稽な光景ですが、効果は抜群です!
目薬の正しいさし方講座
失敗しないテクニック
犬に目薬をさすのって、意外と難しいですよね。暴れる子にはどうすればいいのか、プロのトリマーさんに教わった裏技を紹介します。
まず、犬を自分の足の間に座らせて、後ろから抱きかかえるようにします。片手で上まぶたを軽く持ち上げ、もう一方の手で目薬を持ちます。瞳ではなく白目の部分を狙うのがコツ。1滴で十分なので、たくさん入れようとしないでくださいね。
目薬後のケア
目薬をさした後、犬が前足で目をこすってしまいませんか?実はこれ、薬の効果が半減してしまうんです。
我が家では目薬の後は必ず「おやつタイム」を作っています。目薬→すぐにおやつ、を繰り返すと「目薬=いいこと」と学習して、こすらなくなりました。おすすめは小さく切ったささみジャーキー。食べている間に薬が浸透しますよ。
季節ごとの目のケア
春の花粉対策
春になると、犬も花粉症になることがあるんです。散歩から帰ったら、目の周りを濡れたコットンで優しく拭いてあげましょう。
動物病院で処方される抗アレルギー点眼薬は、症状が出る前から使い始めるのが効果的。うちのコーギーは3月に入ったら予防的に点眼を始めます。獣医師と相談して、あなたの愛犬に合ったスケジュールを立ててみてください。
夏の紫外線対策
実は犬も紫外線で目が充血することがあります。特に白い毛色の犬や、目の周りの毛が少ない犬は要注意。
日差しが強い日の散歩は朝夕の涼しい時間帯に。サングラスを嫌がらない子なら、犬用UVカットグラスもおすすめです。最初は違和感があるので、家で少しずつ慣らしてから外で使いましょう。
目に良い食事とサプリ
ブルーベリーの効果
人間と同じく、犬にもブルーベリーが目に良いって知ってましたか?ただし、与えすぎは禁物です。
冷凍ブルーベリーを1日2〜3粒、おやつとして与えるのがおすすめ。うちの犬はヨーグルトに混ぜると大喜びで食べます。アントシアニンが豊富で、目の健康維持に役立ちますよ。
オメガ3脂肪酸の重要性
サーモンオイルや亜麻仁油に含まれるオメガ3脂肪酸は、目の潤いを保つのに効果的です。
フードに少量混ぜるだけでOK。ただし、与えすぎは下痢の原因になるので注意してください。我が家では週3回、ティースプーン1/4杯を目安にしています。毛艶も良くなって一石二鳥です!
老犬の目の変化
白内障の初期サイン
7歳を過ぎたら、目の濁りに注意しましょう。初期の白内障は、夜間の散歩で気づくことが多いです。
街灯の光をまぶしがったり、暗い場所で物にぶつかりやすくなったら要注意。早期発見すれば、進行を遅らせる点眼薬で対応できる場合があります。月に1回は「暗い部屋での反応チェック」をしてみてください。
視力が衰えた犬との生活
「目が見えなくなったら、散歩は無理?」いえいえ、そんなことはありません!嗅覚と聴覚で十分楽しめます。
家の中のレイアウトを変えない、声をかけながら近づくなど、ちょっとした配慮が必要です。我が家の15歳のダックスはほとんど目が見えませんが、毎日同じコースを散歩して、においで季節の変化を楽しんでいますよ。
E.g. :犬の目が赤い、充血している原因とは?病院に連れて行くべき症状 ...
FAQs
Q: 犬の目が赤いけど、どのくらいで病院に連れて行けばいい?
A: 犬の目が赤い場合、できるだけ早く、遅くとも24時間以内に動物病院を受診してください。特に、まぶたが腫れている、目をこする仕草が多い、食欲がないなどの症状を伴う場合は、夜間でも緊急病院に行く必要があります。私の経験では、午前中に気づいた赤目を「夕方まで様子見よう」と思っていたら、午後には症状が悪化してしまったことがありました。獣医師によると、緑内障などの場合は1日でも失明のリスクが高まるそうです。
Q: 犬の赤目の原因で最も多いのは何ですか?
A: 犬の赤目の原因で最も多いのはアレルギー性結膜炎です。花粉やハウスダストなど、人間と同じようなアレルゲンに反応して目が赤くなります。ただし、見た目だけでは判断できないため、必ず獣医師の診断を受けてください。私の愛犬は春先になると必ず目が赤くなるので、毎年この時期は特に注意しています。獣医師からは「アレルギー体質の犬は目やににも注意が必要」とアドバイスを受けました。
Q: 自宅でできる犬の赤目への応急処置は?
A: 病院に行くまでの間、冷たいタオルで目元を冷やすのがおすすめです。ただし、直接目をこすらないように注意してください。また、市販の人工涙液(犬用)があれば、一時的に使用しても構いません。ただし、人間用の目薬は成分が強すぎる場合があるので絶対に使わないでください。私も最初は人間用の目薬で代用しようかと思いましたが、獣医師に「犬用と人間用ではpHが違う」と教えられて驚きました。
Q: 犬の赤目で絶対にやってはいけないことは?
A: 犬の目が赤い時に絶対にやってはいけないことは、自己判断で人間用の目薬を使うことと、目をこすらせることです。また、「そのうち治るだろう」と放置するのも危険です。私の知人の犬は、赤目を2日間放置した結果、角膜潰瘍が悪化して手術が必要になったことがあります。愛犬の目を守るためには、早めの受診が何よりも大切です。
Q: 犬の赤目を予防する方法はありますか?
A: 犬の赤目を予防するには、週に1回は目の周りを清潔にすることと、タバコの煙や強い香水などの刺激物を避けることが効果的です。特に顔の長い犬種はほこりが入りやすいので、散歩後は優しく拭いてあげましょう。我が家では空気清浄機を導入してから、愛犬の目のトラブルが減りました。獣医師も「環境管理は予防の第一歩」とおっしゃっていました。